米露情報戦争が最終戦争に発展する可能性は?
2022-09-25


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 陸軍でも、クリミアなど南部や東部で新政権不支持を表明して親露側に寝返る動きが続いている。ウクライナ軍はロシアと戦える状態にない。新政権がロシアに宣戦布告したら、軍内の寝返りや逃亡が急増する。ロシア側も、自らの優位を知っているので、ウクライナは正規軍どうしの戦争になりにくい(ウクライナ系の極右民兵が事態の悪化を煽る暴力行為をする可能性はある)。 (Haaretz 2014/2/14 Amid crisis, Ukrainian military's neutrality hangs in the balance) (Ukraine troops in Crimea change sides to back pro-Russia authorities without bloodshed - insider)
(以上、「危うい米国のウクライナ地政学火遊び」田中宇 2014//3/5 より)
この最後の部分の「ウクライナ系の極右民兵が事態の悪化を煽る暴力行為をする可能性」を全面的に煽り、武器供与や軍事指導までしたのが米国だった。
その結果が今年に起きたロシア軍の「特別軍事作戦」決行であり、そこにさらに米国とNATOが油を注ぎ続け、ついにはプーチンが核兵器使用の可能性を公言するまでになってしまった。

ヨーロッパではすでに国民の多くは厭戦気分であり、これ以上ウクライナ問題に関わるな、ロシアへの制裁とかで自分たちの首を絞めるようなバカなことはやめろという空気が満ちている。今なお米国、NATOの言いなりになる政府に対してデモも起きている。
新コロ問題でもそうだが、どうもヨーロッパの人たちは熱しやすく醒めやすい。
醒めてくれるのはいいのだが、ヨーロッパの熱が日本に伝わり、日本は一度受けた熱を律儀に保温し続け、いつまでも醒めてくれないのが困る。
未だに日本ではNHKをはじめとする大手メディアは、ロシアは狂っている、プーチンは極悪人だ、ロシア制裁は当然のことだ、ウクライナに支援を、という路線のプロパガンダに忠実に従い、嘘報道を続けている。

ウクライナのデニソワ報道官がデマ情報をばらまいたことで解任されたことも報道しないし、ウクライナのザポリージャ原発をロシア軍が砲撃しているなどと解説している。
ロシア軍がザポリージャ原発を掌握したのは3月4日。当時、攻撃を受けた原発の敷地では火災が発生し、さらには戦車などがバリケードを破って侵入しました。
それ以降もロシア軍による掌握が続いていましたが、特に8月に入ってからは攻撃が相次いでいて、ウクライナとロシア側が互いに、相手による攻撃だと主張しています。
こうした中、8月25日には原子炉の冷却などに必要な外部電源が一時的に失われる事態になりました。
エネルゴアトムは、ロシア側の行動で生じた火災によって、4系統ある送電線のうち無事に残っていた1系統が切断されたことが原因だとしています。
NHK国際ニュースナビ 2022/9/2)I 普通に考えて、ロシア軍がすでに自分たちが制圧した原発に向けて砲撃するはずはないではないか。

9月1日には国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長が率いる査察団がようやく同原発に到着し、査察を開始。査察団の一部はそのまま同原発内に駐留して安全管理状態を見守ることになった。
査察を終えてニューヨークに戻ったグロッシ事務局長が記者団の質問に答えている様子が動画でネット上に出ていた↓。

【字幕】IAEA調査団のザポロージャ原発視察について国連の会見

日本のテレビでは絶対に流れないと思うので字幕付けた。
国連事務総長は沈黙。
この人はロシアの働きに感謝していますね。
Stephane Dujarric氏、ニューヨークにて。[URL] pic.twitter.com/8vlJzbkndk

〓 Jano66〓 (@Jano661) September 2, 2022
記者:

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