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↑ここに写っているのは男前豆腐店の商品「やさしくとろけるケンちゃん」である。「特濃ケンちゃん」を食べてみたいものだが、残念ながら我が家がよく利用するスーパー「さがみや」には売っていないようだ。(仕入れてくれ〜)
ちなみに、「さがみや」には「やさしくとろけるケンちゃん」も「波乗りジョニー」も置いてあるのでややこしい。
「海老名メロンパン」は埼玉で作られていた
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先日、圏央道外回り線の厚木PA売店で、「焼きたてメロンパンの48時間売り上げ個数世界一でギネス認定」みたいなPOSが嫌でも目に入るように設置されているコーナーに積み上げてあったメロンパンを1つ買った。
海老名SAのメロンパンのことはどこかで聞いたことがあるような気がしていたので、そのときは単純に、「ああ、これがそうか。ここは海老名ではなく、お隣の厚木PAだけれど、海老名のメロンパンが有名になったので、ここにも持ってきて売っているのか」と思った。230円はいくらなんでもぼりすぎだろと思いつつも、ちょっと迷った末に、試しに……と1個買ってみたのだった。
ビニール袋に入っているのでここで焼いたものではないことは明らかだったが、海老名からここまで運んでくるのに剥き出しでは運びづらいし、衛生上の問題もあるからだろうと思った。しっかり歩けなくなった義母のトイレ休憩で、妻はそちらにかかりきり。そんな状況だったので、裏のラベルをしっかり確かめることもしなかった。
で、このメロンパン、車内で食べることはなく、家に持ち帰って食べたのだが、袋から出した途端に違和感を感じた。
表面はベタッとして、メロンパン特有のサクサク感がまったくない。なんというか、黄色い黴がついて変色した鏡餅のような感じなのだ。
「外はサクサク、中はふわふわしっとり」というのが売りのはずが、逆で、外はベタベタ、中はボソボソ。味もお世辞にもうまいというようなものではなく、人工的な味付け感がたっぷり。
結局、全部食べる気がしなくなり、半分ほどは捨ててしまった。我が家で食べ物を捨てるなどということは滅多にない。よほどまずいか、身体に悪そうだと感じたときのみのことである。
焼き上げてから時間が経っていたから、ということは当然ある。しかし、ラベルに記載されている「消費期限」は明日である。
なぜこれが大人気なのか? もしかして「海老名のメロンパン」人気に便乗した「偽物」なのではないかと思い、一旦ごみ箱に捨てた包装ビニールを拾い上げて裏のラベルを確認すると↓
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圏央道厚木PA(外回り)で売られていた「海老名メロンパン」のラベル↑
……なんと、製造しているのは埼玉の工場で、販売者の住所は東京都。しかし、名称はしっかり「海老名メロンパン」となっている。
海老名SAの厨房で焼き上げたメロンパンをここにも運んできて売っていたわけではないのだった。
しかし、海老名で作られていないメロンパンに「海老名メロンパン」と名づけて「ギネスで世界一認定」というPOSをつけて売っていていいのか? そんな商法が許されるのか? 元祖海老名メロンパンから訴えられないのか? と、疑問がどんどん出てきたので、ネット上を検索して少し調べてみたところ、驚くべきことが判明した。
まとめると、