北西の「ホットポイント」は少なくとも15日にははっきり分かっていたはずだ
2011-03-31


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米国エネルギー省の観測データはその後も更新されている。
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17〜19日の観測データ↑

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24日、26日の観測データ↑

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27、28日の観測データ↑


このアメリカエネルギー省の調査データと23日に発表されたSPEEDIの図とを重ね合わせてみた人がいる
その図がこれ↓
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概ねぴったり重なる。
つまり、北西に「ホットポイント」があり、その次に南西方向にもやや汚染された地域がある。真西は20km圏内でもかなり低い、ということは、当初から分かっていたことなのだ。
それなのに、IAEAから進言されるまで、政府も東電も保安院も、北西の危険地域にはなんの情報も与えず、放置した。
逆に、20km圏内であっても比較的安全な地帯があるのに、いたずらに避難指示や屋内待避を命じて物流を困難にさせた。その結果、移動させたほうがかえって危ない病人や体力のない老人たちが、インフラを遮断され、必要な物資やケアを奪われて、放射性物質などよりはるかに危険な目に合わされているのだ。

くどいほど書いてきたが、とにかく情報を隠すな! 正しい情報が与えられてこそ、住民も自らの命を守れる。

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