�禺画像]
少しでも断捨離しなくちゃ、と思ってゴミの山に向かったのだが、古いカセットテープの山から、ああ、これは捨てられないよなあと思うようなものが出てきて、また作業が止まってしまった。
大元のテープからダビングを重ねて編集したものばかりだが、一番古そうなのは1972年と記されたもの。
中2の秋に結成したフォークバンド「巨蕭(きょしょう)」も、もうすぐ大学受験だし、最後に録音でもしようか、と、河原君の家に集まって録ったものらしい。
あたしと河原君、石井くん、そして録音係として佐野くんもいるみたいだ。野口くんがいないのは、すでに受験勉強に専念して抜けていたからかな。
聴いてみたいが、カセットテープを再生するプレイヤーがない。
何年か前に買ったUSB出力のついたカセットプレーヤーがあるはずだと思って部屋中捜したが出てこない。数時間後、ようやく見つけたのだが、再生してみたらモケモケの音で、聴けたもんじゃない。
これはテープそのものがダメなのか、それともプレーヤーが劣化してダメになっているのか?
動作はするので、何本か差し替えて試したのだが、どれもひどい音でグニョグニョ。
そこで、どこかにラジカセがあったはずだと、かわず庵に戻って持ってきたが、ラジオは受信できたが、カセット部分は音が出なかった。
悩んだ末に、メルカリやAmazonでカセットテープ再生機を探した末に、
Amazonで前に買ったのと同じようなやつをポチした。
「残り1点」で2,480円だったが、
今確認したら「残り1点」のまま3000円に値上げしていた。「残り1点」はおそらく「釣り」だろう。
翌日届いたのだが、なんと、
前に買ったサンワサプライの製品とまったく同じものだった。OEMで何社にもフタと裏のシール部分だけ替えて供給しているようだ。
サンワサプライのは4980円で出ているので、半額で購入できたわけだ。
�禺画像]
↑↓左が今回購入したもの。右が数年前に購入したサンワサプライのもの。まったく同じ製品だった
�禺画像]
これも最初は苦労したのだが、なんとか今度はマシな音で再生できた。
�禺画像]
↑50年前の私の歌声。
一緒に歌っているのは河原君と石井くん。
で、これよりもっと聴きたかったのがこれ↓
�禺画像]
1971年頃、ラジオから流れてきたAKAIのオープンリールデッキのラジオCM。
FMの音楽番組を録音していて、たまたま一緒に録音されていたもの。ナベサダの番組か何かだったのかな。
3分45秒の楽曲を2分50秒まではまったくナレーションなしで聴かせてくれるので、そのときも最初はCMだとは思わなかった。
私が師匠と思っている樋口康雄氏さんの作風だが、AKAIだから、作・編曲はおそらく大野雄二さんだろう。
短調とも長調ともつかない、ドレミではとても歌えないような調性感のない?メロディなのだが、違和感などはまったく感じさせず、お洒落で耳に心地よい。
こんな贅沢な放送文化、音楽文化があった時代なのだと、改めて感じさせてくれる名曲。
これをカセットテープに入れてよく車の中で聴いていたのだが、長いことテープを紛失していて聴けなかった。
�禺画像]
↑車で聴くために編集したテープ。「My Favorite Melodies」とある。昔はこういうことみんなやってたよね
�禺画像]
↑安物のテープなので劣化が心配だったが……
今回はしつこく再生に挑戦した結果、なんとか聴けた。